2024年12月9-15日の範囲

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質問と答えのリスト

1. エホバはご自分に仕える人たちのことをどう感じていますか。

エホバはご自分に仕える人たちがどんなことを経験しているかを全て知っています。楽しいことも悲しいことも知ってくれています。つらく感じることがあっても一生懸命仕えている私たちのことを誇りに感じ、支え、慰めたいと思っています。

2. エホバは心が傷ついた人のためにどんなことをしてくださいますか。エホバに助けてもらうために、私たちはどんなことをする必要がありますか。

エホバは心が傷ついた人を優しく世話してくださり、癒やしてくださいます。しかし、助けてもらうには、私たちが聖書に記されたエホバの助言を実践し、指示に従う努力が必要です。

3. どんなことが理由で自分には価値がないと感じることがありますか。

愛情の欠如や虐待、ひどい言葉を受けた経験があると、自分には価値がないと感じることがあります。そのような状況では、誰も自分を気に掛けてくれないと思うかもしれません。

4. 詩編 34編18節によると、エホバはどんなことを約束していますか。

エホバは「心が傷ついた人のそばにい」ると約束しています。エホバは私たちの良い面を見てくださり、大切な存在として助けたいと願っています。

5. ほかの人たちから見下されていた人たちへのイエスの接し方からどんなことを学べますか。

イエスは見下されている人々を思いやり深く扱い、信仰や愛といった良い点に注目しました。これにより、エホバも同様に私たちを大切に思い、私たちの良いところを評価していることが分かります。

6. 自分には価値がないという気持ちに負けないためにどんなことができますか。

エホバが私たちを大切に思っていることが分かる聖句を読み、じっくり考えること。自分に厳しくしすぎないようにし、過去の虐待に責任を感じないよう努めることが大切です。

7. これまで経験してきたことがエホバへの奉仕にどのように役立つかもしれませんか。

過去の経験が、人の気持ちを感じ取ったり、思いやったりする助けになることがあります。エホバはその経験を活かして人々を助ける仕事を与えてくださっています。

8. イザヤ 1章18節からどんなことが分かりますか。

エホバは私たちが罪を悔い改めたなら完全に許してくださり、過去の罪を思い出すことはしません。一方で、私たちのした良いことはずっと覚えていてくださいます。

9. 過去にではなく今と将来に目を向けるよう努力すべきなのはどうしてですか。

過去を変えることはできませんが、今できることや将来のエホバの約束に目を向けることで、エホバを賛美し、希望を持つことができます。

10. 以前に誰かを傷つけてしまった場合、どんなことができますか。

相手に誠実に謝り、必要な補償を行い、エホバに祈ることで、相手と自分の両方が穏やかな気持ちを取り戻せるよう助けてもらえます。

11. ヨナの例からどんなことを学べますか。

ヨナは神の指示に従わなかった後、自分の過ちを学び修正しました。エホバは彼を見限らず、再び任務を与えました。これにより、過去の失敗にとらわれずに神からの仕事を受け入れる重要性を学べます。

12. トラウマになるようなつらい経験をする時、エホバはどのように心を落ち着かせてくださいますか。(フィリピ 4:6,7)

祈りを通じて心のすべてをエホバに伝えることで、エホバは聖なる力を与え、心を落ち着かせてくださいます。

13. 聖なる力は、エホバに仕え続ける上でどのように助けになりますか。(エフェソス 3:16)

聖なる力は試練に耐える助けを与え、精神的な疲れや困難に対処する力をエホバから得ることができます。

14. どうすれば聖なる力を受けることができますか。

祈り、集会への出席、伝道活動、聖書の学びを通じて聖なる力を得る努力をします。また、試練を経験した他の人々の例を考え、励ましを得ます。

15. つらい時、誰が慰めてくれることがありますか。どのように助けてくれますか。

仲間の兄弟姉妹が慰めてくれることがあります。話を聞いたり、聖句を教えたり、祈ったりすることで支えてくれます。

16. 仲間に支えてもらうためにはどうする必要があるかもしれませんか。

自分の気持ちや助けが必要なことを仲間に伝える必要があります。助けを求めることで、仲間がより的確に支えてくれるでしょう。

17. どんなことが原因で,仲間からの助けを受けにくくなってしまうことがありますか。

  • 人と関わりたくないという気持ちに負けること。つらい気持ちのときには、人と話す気になれない場合があります。
  • 兄弟姉妹からの誤解や何げない言葉に傷つくことによって、兄弟姉妹と距離を取ってしまうこと。
  • 過去の経験によって、人を信じることが難しくなること。

これらの気持ちに負けないようにすることで、仲間と励まし合い、エホバの助けを受けることができます。


18. 私たちは将来どうなることを楽しみにしていますか。それまでの間どんなことができますか。

  • エホバが苦しみの原因を全て取り除き、私たちを完全に癒やしてくださること。(啓 21:3,4)
  • 将来には、これまでのつらい経験が「心に浮かぶこともない」状態になること。(イザ 65:17)

それまでの間、次のことができます:

  • エホバが今でも私たちの「傷を包んで」くださり、慰めてくださることを十分に活用する。
  • 「神[が]優しく気遣ってくださる」という確信を持ち、その助けを求める。