真理を見分けていますか
2024年9月16日-22日の範囲
質問No.1: あなたは真理についてどう感じていますか。
答え
エホバに仕える人たちは、聖書の真理を愛し、その真理に基づいて信仰を持っています。ローマ10:17に基づき、私たちはエホバが「真理の柱また支え」としてクリスチャン会衆を設立したと信じています。教え導く人たちが聖書の真理を説明し、神の意志に従う指示を与えるとき、私たちは喜んでそれに従います。(ヘブ13:17)
質問No.2: ヤコブ5章19節によると、真理を学んだ後でもどうなってしまうことがありますか。
答え
真理を受け入れ、神の組織の導きを信頼するようになった後でも、真理からそれてしまうことがあります。サタンは、神の組織や聖書に対する信頼を失わせようとします。(エフェ4:14)
質問No.3: 真理にしっかり従うことが大切なのはどうしてですか。(エフェソス6:13,14)
答え
サタンは全世界に間違った情報を広め、人々がエホバに逆らうように仕向けます。私たちは、サタンの惑わしに対抗し、真理を見分けてしっかりと従う訓練をすることが重要です。これにより、大患難を生き残ることができるのです。(ロマ6:17、ペテ一1:22)
質問No.4: この記事ではどんなことを考えますか。
答え
この記事では、聖書に基づく真理を見分け、神の組織からの指示を受け入れるために必要な2つの要素と、真理に従い続けるために必要な3つの点を学びます。
質問No.5: エホバを畏れることは、真理を見分ける上でどのように助けになりますか。
答え
エホバを畏れることにより、エホバを愛し、彼を悲しませることを避けたいという気持ちが強まります。これにより、正しいことと間違っていることを見分け、真実を守るための動機となります。(格2:3-6、ヘブ5:14)
質問No.6: イスラエルの部族の10人の長は、人を恐れたためにどのように真実をゆがめてしまいましたか。
答え
イスラエルの部族の10人の長は、カナン人を恐れ、エホバへの信仰を弱めてしまい、「彼らは私たちより強い」と仲間に伝えました。これはエホバの力を無視した言葉であり、真実をゆがめた結果でした。(民13:27-31)
質問No.7: どうすればエホバを畏れる気持ちを強めることができますか。
答え
エホバを畏れる気持ちを強めるには、どんな決定をする時にも、エホバに喜ばれるかどうかを考え、聖書の教えを適用することが大切です。例えば、イスラエル人が真理を見分けられなかったことを教訓とし、エホバを愛することを優先する必要があります。(詩16:8)
質問No.8: どんな点で努力を続ける必要がありますか。どうしてですか。
答え
謙虚であることが大切です。エホバは謙虚な人に真理を明らかにします。誇り高くなることを避け、自分の意見を神の教えや組織の指示と同じ重さで考えないよう努めることが重要です。(マタ11:25、使徒8:30,31)
質問No.9: ずっと謙虚でいるためにどんなことができますか。
答え
謙虚でいるためには、自分がエホバに比べて小さな存在であることを常に意識し、祈りを通じて謙虚さを求めることが大切です。特に、人から注目される立場を与えられた時、謙虚さを忘れずに行動することが求められます。(詩8:3,4)
質問No.10: エホバは誰を通してご自分に仕える人たちに導きや指示を与えましたか。
答え
古代イスラエルでは、エホバはモーセやヨシュアを通して導きを与えました。クリスチャン会衆では12使徒が指示を与え、現代でもエホバが導く組織を通じて同様の指示を与えています。(ヨシュ1:16,17、使徒8:14,15)
質問No.11: 古代イスラエルで、民を導くよう神から選ばれていたモーセに反逆した人たちはどうなりましたか。
答え
モーセに反逆した人たちは、エホバに反対したことになり、エホバの処罰を受けました。これは、反逆がエホバの意志に反する行為であり、その結果、エホバからの裁きを受けることを示しています。(民16:1-35)
質問No.12: エホバの組織を信頼し続けることができるのはどうしてですか。
答え
エホバの組織は、必要に応じて聖書の理解や活動を調整します。これはエホバに喜ばれることを最優先しているからです。エホバは、組織が「型」ともいえる神の言葉に基づいた決定をするよう導いています。(格4:18)
質問No.13: 「健全な言葉の型」とは何ですか。それをどう見るべきですか。
答え
「健全な言葉の型」は、聖書に基づくクリスチャンの教えを指し、それは私たちの信仰の土台となっています。エホバの組織は、この型を守るように教え、それに従うことで私たちは守られます。(テモ二1:13、ヨハ17:17)
質問No.14: あるクリスチャンたちは「健全な言葉の型」からどのように離れてしまいましたか。
答え
1世紀のクリスチャンの間で、エホバの日がすでに来ているという誤った情報が広まりましたが、パウロはその噂を確認せずに広めないよう助言しました。こうした情報に惑わされないためには、聖書の教えに基づいた真理を守ることが重要です。(テサ二2:1-5)
質問No.15: もっともらしく思える間違った情報にだまされないために、どんなことができますか。
答え
間違った情報にだまされないためには、過去の教えに基づいて事実を確認し、噂や偽造された手紙などに動揺せず、聖書の真理を基準に判断することが重要です。(テサ二2:2、ヨハ一4:1)
質問No.16: ローマ16章17,18節によると、誰かが真理からそれていく場合、私たちはどうすべきですか。
答え
真理からそれた人を「避ける」ことで、私たちも誤った道に引き込まれることを防ぎます。エホバは私たちが一つになって真理を守ることを望んでおり、分裂を引き起こす人を避けることが求められます。(ロマ16:17,18)
質問No.17: 真理を見分け、それに固く付くなら、どんな良いことがありますか。
答え
真理に固く従うなら、エホバが与えてくださる祝福や永遠の命を得ることができます。サタンの欺きに対抗するためには、聖書の真理に基づいて決断し、エホバに喜ばれる生き方を守ることが大切です。(ヨハ8:31,32)
まとめ
この記事の本文には、読者の感情を強く揺さぶり、特定の行動や考えに誘導しようとするいくつかの扇動的または恣意的な部分が含まれています。以下の点が特に該当します:
- サタンや反対者の描写
- 「サタンや反対者たちが広めている間違った情報」というフレーズは、他の立場や意見を「間違い」と断定し、反対意見を単に誤解や別の見解ではなく、悪意的なものと見なしています。これにより、読者は他の意見に耳を傾けることを避けるよう誘導される可能性があります。
- 恐怖を煽る表現
- 「悪魔サタンは全世界で間違った情報を大々的に広め、人々がエホバに逆らうように仕向けます」や「大患難を生き残れるかどうかはそのことに懸かっているからです!」という表現は、差し迫る危険を強調し、恐怖心を煽って従順を促しているように感じられます。信仰を固めることが救いに直結するかのような表現は、信者の不安を利用して行動を強制する効果があります。
- エホバの組織への従順
- 「エホバが導く組織からの指示に従うなら、物事はうまくいきます」「今でも、エホバの組織の指示や取り決めに従わない人たちがエホバに認められることはありません」という箇所は、組織への無条件の従順を強調しています。このような記述は、批判的な思考を抑制し、個人の判断よりも組織の指示を絶対視するよう促します。
- 異なる意見を持つ人々への否定的な描写
- 「反逆した人たちはモーセを批判しましたが、それは実際にはエホバを批判していることになりました」や「真理からそれて会衆の中に分裂をつくり出す人を『避ける』ように」という記述は、異なる意見を持つ人々をエホバへの反逆者として描写し、彼らとの関わりを否定的に捉えるよう誘導しています。これにより、異なる意見や疑念を抱くことが否定的に扱われ、個人の考えを自由に持つことが抑制されかねません。
総じて、これらの表現は読者の不安や恐怖を利用し、組織への絶対的な従順を促すように感じられます。特定の見解や信念に対して疑問を抱くことができない雰囲気を作り出している点が、恣意的であると言えます。