エホバの王国を告げ知らせるものみの塔（研究用）2024 研究記事２２ 「付き合っている2人ができること」本文
1-2. 付き合うことについて，ある人たちはどんなふうに感じていますか。
付き合うと、うれしくて胸がどきどきし、楽しい時間を過ごすことができると感じています。例えば、エチオピアのシーヤン姉妹は、付き合っていた頃を「すごくいい時間でした。真面目な話もしましたが、よく笑いました。大好きな人が自分のことを好きになってくれていると考えると、とても幸せな気持ちになりました」と振り返っています。また、オランダのアレッシオ兄弟は「付き合っている時、相手のことを知るのはとても楽しかったですが、2人で乗り越えないといけないこともありました」と述べています。
3. 付き合うのは何のためですか。（格言 20:25）
付き合うことは結婚につながる大切なステップであり、互いをよく知り、良い決定をするための時間です。結婚の誓いをする前に、付き合うことで互いのことをよく知ることができ、結婚するかどうかを見極めることができます。
4. 付き合うことについて，私たちみんなが正しい見方を持つ必要があるのはどうしてですか。
正しい見方を持つことが大切です。独身の人は結婚するつもりがないのにデートをしたりすることはなく、周りの兄弟姉妹もプレッシャーを感じさせないようにする必要があります。正しい見方を持つことで、付き合うこと自体が目的ではなく、結婚を見据えた重要なステップであることを理解できます。
5-6. 互いにどんなことを知る必要がありますか。（ペテロ第一 3:4）
互いの「内面」をよく知ることが大切です。相手がエホバとどれほど強い絆を持っているか、どんな性格や考え方をしているかを知ることで、結婚に向けた良い決定をすることができます。また、将来の目標やプライベートな問題についても話し合い、バランスの取れた良い決定をするために必要な情報を共有することが重要です。
7. どうすれば互いを知ることができますか。（「遠距離の場合」の囲みを参照。）（写真も参照。）
本当の気持ちを話し、質問し、よく聞くことが大切です。人目がある所で一緒に時間を過ごし、日常の活動を共にすることで、互いの長所や短所を知ることができます。また、家族や友達と過ごす時間も有効です。
8. 付き合っている2人が一緒に聖書を学ぶと良いのはどうしてですか。
一緒に聖書を学ぶことで、互いのエホバとの絆を知り、結婚後も家族の崇拝を大切にする準備ができます。共に研究する時間を取ることで、話題にしにくい大切なことも話し合える機会を持てます。
9. 付き合っていることを誰に伝えるかを決める時に，どんな点を考えることができますか。
付き合っていることを誰に伝えるかは2人で決めるべきですが、良いアドバイスやサポートをしてくれそうな人たちには伝えておくのが良いです。家族や信頼できる友人、長老たちが助けになってくれるかもしれません。
10. 付き合っている間も，どうすればエホバに喜ばれる行動ができますか。（格言 22:3）
互いに引かれ合うのは自然なことですが、お酒を飲み過ぎたり、2人きりになったり、不道徳な内容の会話をしたりしないように気を付けます。定期的にエホバの基準について話し合い、正しい行動を心がけることが大切です。
11. 愛情表現の仕方について話し合う時，どんなことを考えられますか。
愛情の表現については、感情が高まる前にエホバの基準について話し合い、適切な限度を決めておくことが大切です。愛情の表現がきっかけで、感情が良くない方向に進まないように気を付けます。
12. 意見が合わない場合，どんな点を考えることができますか。
意見が合わない場合でも、互いの意見を尊重し、問題について穏やかに話し合い、進んで譲ったり謝ったりすることが大切です。付き合っている時に意見が合わないことがしょっちゅうあるなら、結婚後も変わらない可能性があるため、場合によっては別れることも選択肢です。
13. 付き合う期間について，どんなことを考えるといいですか。
付き合う期間は十分な時間をかけて相手をよく知ることが大切ですが、必要以上に長引かせないようにします。「結婚するかどうかを決められるほど、相手を十分に知ることができているか」を考えます。
14. 周りの人はどのようにサポートできますか。（写真も参照。）
付き合っている2人をサポートするために、食事や遊び、家族の崇拝に誘うことができます。また、付き添いや車に同乗し、落ち着いてプライベートな話をする機会を提供することもできます。
15. ほかにもどのようにサポートできますか。（格言 12:18）
付き合っている2人についてうわさしたり批判したりせず、結婚しないといけないというプレッシャーを掛けないように気を付けます。個人的な事柄については慎重に扱い、本人たちのプライバシーを尊重します。
16. 2人が別れた場合，周りの人はどんなことを心に留めておくことができますか。
別れた理由について詮索せず、どちらかの肩を持たないようにします。別れることが失敗ではなく、良い決定をしたと理解し、傷ついた気持ちを持つ人を優しくサポートします。
17. 付き合っている2人はこれからもどんな点で努力できますか。
互いをよく知るためにこれからも努力を続けることが大切です。互いの気持ちやエホバとの絆を深め、良い決定をするために時間とエネルギーをかけます。
